受験生ラストスパート!家族ができる応援方法は?プロがお教えします

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出典:朝日新聞

受験シーズンになりました。受験生のいるご家庭は、どのように受験生を応援すれば良いでしょうか。応援の仕方によっては、せっかくの勉強が活きなかったり集中力が途切れたりすることもあります。受験生のご家族がどう受験生に接すれば良いか、受験生を送り出してきたプロの筆者がお話しします。

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受験生応援!家族ができる雰囲気作り

受験生をお持ちのご家庭は、受験生への接し方に困っていませんか?

保護者の方からのご質問でも、「どう接したら良いか分からないので教えてください」というのが一番多くなります。

そんなとき、筆者は逆に伺います。

ご自分が受験生だとしたら、どうしてもらうのがいちばん嬉しいですか?

ご自宅の間取りにもよりますが、テレビの音を小さくして、声を殺して過ごしている、とかでしょうか。

これまでの学習環境にも寄りますが、腫れ物に触るように扱われるのはツラくありませんか?

言うまでもなく、受験生は敏感になっています。

今更遅いかもしれませんが、普段通りが一番です。

例えば、いつも賑やかなご家庭が無理して静かにしていたら、受験生にとって負担になります。

もし、静かな勉強環境が欲しいと思ったら、受験生本人が工夫をしてきたと思います。

学校に残って勉強する、図書館や予備校・塾の学習室を使う、などです。

ご家庭に帰ってきているなら、受験生は家庭の雰囲気を必要としているということです。

いつもの家庭の雰囲気を崩さない。神経質な空気を作らない。

空気感、雰囲気を変えない、しかも「変えない努力をしている」ことを感じさせないことが重要です。

お子さんが1人ならともかく、ご兄弟がいれば当然受験は繰り返されます。

大変でも、1人目の受験生の時点で慣れましょう。

いつもの場所で安心できる、というのが受験生にとって一番です。

受験生応援!親の過ごし方

保護者の方の過ごし方も、平常通りが一番です。

気を付けていただきたいことは、2つだけです。

1つは、重圧をかけないことです。

アイキャッチ画像のように、合格はちまきを用意するとか、両親が代わる代わる様子を見に行くとかはもってのほかです。

受験生は頑張っているので、さらに「頑張れ」というのは禁句です。

あとで言葉掛けのコツをお伝えしますが、プレッシャーをかけるのが一番受験生にとってツラいことは言うまでもありません。

もう一つは、はしゃがないことです。

当たり前、と思われるかもしれませんが、案外日常の家族の行動で気になるのは、いつもと違う両親の行動です。

前の項目で日常通り、と言いました。親が買い物とかお出掛けとかもOK!です。

ただし、はしゃがないでください。

また、たまには受験生を外へ連れ出すのも良いです。

近くにご飯を食べに行くとか。

家の外だと受験生は話しやすくなります。

愚痴を聞いてあげたり、相談に乗ったりするのに良い機会になります。

親だけ、あるいは親と受験生の兄弟が出かけるときには、受験生に声を掛けて、穏やかにお出掛けください。

兄弟が幼児なら、受験生も理解していますから大丈夫です。

それから、外でたくさん飲んで帰らないことです。

お酒を飲むと、どうしてもガードが甘くなるので、「頑張れ!」とか大きい声が出てしまいます。

受験生には大人が飲酒する意味が本当には理解できていませんから、分かってあげてください。

飲んでもいいですからお酒はほどほどに。

受験生応援!兄弟、祖父母の過ごし方

受験生の兄弟が先述のように乳幼児なら、受験生は理解しています。

乳幼児を無理に制することは、受験生のためにも乳幼児のためにもよくありません。

小学生になると、テレビも見たいしゲームもしたいでしょうね。

小学生低学年のお子さんにはよくお話をしましょう。

お兄ちゃん、お姉ちゃんは、いつかは自分も経験することになる厳しい戦いをしていること。

家族は協力して生活していくのが当たり前、という大切なことを改めて教える機会でもあります。

禁止、というのではなく、「少し音を小さくしようか。」くらいで。

ボリュームを下げられすぎると、受験生を逆に刺激します。

小学高学年になると、もう受験生になる年齢なので、話せば分かると思いますよ。

お子さんを信じて、話してあげてください。

少し難しいのは、祖父母の対応ですね。

特に義父、義母の場合は、「それはやめて」と言いにくいです。

現代の祖父母の方々はお若いですから、お話しすればおわかりいただけると思います。

後に述べる言葉掛けの注意だけ、お伝えくださいね。

介護が必要な方がいらっしゃる場合は、乳幼児と同じで受験生にも十分理解できていますから、「なんとかしよう」とか考える必要はありません。

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受験生応援!家族は勝負メシを作るべき?

結論。不要です。

普段通り、栄養バランスを考えた適量の食事を食べていれば十分です。

ご家庭の事情でお忙しいなら、バランスのよいものを選んで、あるいはサラダやスープなどをつけて、コンビニ弁当でもいいんです。

ネットを検索すると、ずらりと「勝負メシ」が並んでいます。

それ、受験まで毎日作り続けますか?

普段通りのメニューの繰り返しのほうが安心して食べられるものです。

ただ、受験生の経験の中で、部活などで勝負メシはこれ、と決めているメニューがあれば、適宜用意してあげてください。

くれぐれも受験前日や当日に変わったメニューを用意して、体調を崩すことのないようにだけはご注意ください。

受験生応援!風邪・インフル対策は?

インフルエンザの予防接種ですが、これまでの筆者の経験では、した方がいいかなあ、くらいです。

筆者が担当した受験生にインフルエンザにかかった子は1人もいません。

予防接種をしていてもしていなくても、です。

体質によっては、予防接種で体調をくずす子もいるので、これまでの接種経験の有無や、その年の傾向などからご判断ください。

ちなみに、ひどい風邪を引いた子もいませんでした。

どうしてだと思われますか?

「かからない!」と信じ、半年くらい前から同じペースを続けてきたからです。

寒かったら膝掛けをし、暑かったら暖房を止めて…。

必須アイテムは「加湿器」でした。

実は、教室から見たら絶対小さすぎるので、気休めなんですが、「コポコポ」と音がする古いタイプを置きました。

後でも書きますが、センシティブになっている受験生にはそういうことが案外役に立ちます。

これでやってきたんだから大丈夫、という心の拠り所と、ほどよい緊張感があると、確かに風邪を引きにくくなります。

ただ、もしインフルエンザや風邪の症状が出たら、なるべく早く手当てしてください。

熱が高くない場合は、市販薬でOKです。

熱が高い場合は早めに受診してください。

付きそう方も必ずマスクをして、逆に病気をもらってこないようにご注意ください。

受験生応援!言葉掛けのコツ!

受験生の性格によります。

松岡修造さんタイプが効く受験生と、そうでない受験生で違ってきますので、ご注意を。

松岡修造さんタイプは、わりと声がけしやすいです。

やはり、体育会系の受験生には効くことが多いのですが、受験生の性格に合わせてください

  • 最後の最後まであきらめないで!
  • 努力は裏切らない!
  • 限界を自分で決めるな!
  • 結果を恐れるな!
  • 限界を超えろ!
  • 自分は自分!他人なんて気にするな!

そうでない受験生には、頑張れ系ではないほうがいいです。

  • 今まで頑張ってきたの、知ってるよ。
  • ○○ならぎりぎりまで必ず伸びるって、(受験生が信頼している具体的な名前)先生がおっしゃってたよ。
  • よく頑張ってきたね、偉いよ。
  • 試験終わったら、△△行こうね。

なんとなく傾向はおわかりいただけたでしょうか。

筆者も、センター試験会場の入り口で「頑張って」とは言いません。

握手して、「行ってらっしゃい!」とにっこりして見送ります。

一番ツラいのは、受験生自身なんですからね。

受験生応援!アイテムの活用!

先ほど、加湿器の話をしました。

アイテムでゲン担ぎをするのもいいですね。

これを持ってれば大丈夫、的なもの。

ただ、中学受験、高校受験の場合は試験会場に持ち込めないものもありますので、ご注意ください。

お守り、お守り鉛筆などは大道ですが、大好きなマスコットを鞄につけるとか、プリクラを上着の内ポケットに入れておくとか。

大学受験の場合には長丁場になりますから、お菓子などもいいですね。

キッ○カットなど受験用お菓子は飽き飽きしてるかもしれません。

筆者のオススメは、溶けないチョコレート(GAVAとか…。M&Mじゃないですよ)です。

チョコレートは消化にエネルギーを使うから、エネルギー補給にならない、とテレビで言っていましたが、はっきり言って気の持ちようです。

受験生は若い。

好きなもので良いんですよ、これを食べれば大丈夫、って思えるもので。

受験生ラストスパート!家族ができる応援方法は?プロがお教えします まとめ

  • 受験生の家族は、いたずらに神経質にならないことが大切。
  • 受験生の家族は、言葉掛けに注意をする。受験生の性格次第。
  • 受験生には勝負メシは不要。好きなものでバランスの良い物を。
  • 受験生の体調管理には、気持ちも大切。
  • 受験生にはゲン担ぎが役立つ。

筆者の経験からの、全く飾らない内容です。

少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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