いだてん失速視聴率低迷!想定内クドカンマジックで回復できるか?

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出典:NHK公式Twitter

2019大河ドラマいだてんがスタートしました。クドカンこと宮藤官九郎さんの脚本が注目ですが、視聴率低迷で失速との評価もある一方、想定内あるいは計算の内という話も。いだてん失速低視聴率の現状、クドカンマジックの可能性、評価のあれこれをまとめました。

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いだてん失速視聴率低迷!ちび四三が大好評!

別記事出も書きましたが、第2話に登場したちび四三。

オーディションで1500人から選ばれた久野倫太郎くん、あっという間に成長してしまいましたが大人気です。

https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1086460980962447360

https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1084646446392061952

天真爛漫、遠慮がちな様子が、昔の子どもっぽくってカワイイと話題になりました。

叱られてなくシーンも、道を歩きながらなくシーンもリアル泣きだそうです。

嘉納治五郎に抱っこされるシーンも、まじ、意味がわかっていないのが見る側にもわかっていじらしかったですね。

素人さん登用は大成功だったようです。

よかったらこちらもご覧ください。

いだてん素人子役は男の子2人?ちび四三動画と歴代子役まとめhttps://omochituki.com/archives/368

中村勘九郎いだてん支える前田愛!馴れ初め、子ども、内助の功とは?https://omochituki.com/archives/1537

いだてん失速視聴率低迷!綾瀬はるかは「はいからさん」!

人気といえば、同じく0第2話から登場した綾瀬ははるかさん。

さすが綾瀬さん、何を演じてもカワイイし、ナチュラルですね。

自転車に乗った女学生姿が、「はいからさんが通る」みたいです。

なんとなくごちゃごちゃして暑苦しいシーンが多かったいだてんに、爽やかな風が吹き抜けたようだと好評です。

https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1084359542379593728

いだてん失速視聴率低迷!天狗倶楽部が暑苦しい?

第1話に登場した天狗倶楽部。

暑苦しいと少々不評です。

天狗倶楽部(てんぐくらぶ)は、戦前の日本のスポーツ社交団体です。

黎明期のアマチュアスポーツ、特に野球と相撲の振興に努めることになりました。

生田斗真さん演じる三島弥彦率いる「天狗倶楽部」の面々。

「いつも騒がしく、男臭~く登場しては、なにかと脱ぐ」という、ウザくて憎み切れない若者たち。

満島真之介さんや武井壮さんといった、圧が強めなキャストがウザく演じています。

いだてんの舞台、明治の日本では、西洋由来のスポーツは若者を悪くすると信じられていたそうです。

しかし若者たちにそんな理屈は通じません。

野球やろうぜ!スポーツやろうぜ!のノリで集まった若者たちの集団。

まあ、暑苦しいのは仕方がないことです。

彼らの「奮えー!奮えー!」のエールが、現在の「フレー!フレー!」の始まりだというのも面白いですね。

いだてん失速視聴率低迷!初回、第2回視聴率は?

初回(6日)視聴率は15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

昨年の西郷どんの15.4%をわずかながら上回りました。

しかし、第2話(13日)はまさかの12.0%まで急降下。

この日はライバル番組の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)、「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系)が休止でした。

それなのにこの低視聴率で大丈夫なんでしょうか。

大河の視聴率は2012年「平清盛」以降下落傾向です。

けれども、第2話で12.0%という例はないそうです。

「平清盛」と並びワーストタイ視聴率となった、2015年「花燃ゆ」(井上真央主演)も、初回16.7%から第2話で13.4%と急落しましたが、それでも13%台です。

いだてんの視聴率が下がったのは、高齢層に受けなかったためという見方があります。

出典:Yahoo!ニュース

大河ドラマの視聴者には、50代60代の方が多いことがグラフから分かります。

また、60代女性の視聴者の落ち込みが、いだてんは顕著です。

クドカンさんの脚本になじみがない層の方々が離れてしまったのかもしれません。

クドカンさんの人気は30代~50代くらいかと思われます。

また、初回に子役が出ず、時系列が逆になっている点も視聴者離れにつながったのではないでしょうか。

いだてん失速視聴率低迷!SNSの反応は?

こんな声も。

あまちゃんファミリー出ますもんね。

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いだてん失速視聴率低迷!たけし志ん生を演じる気概!

たけしさんのナレーションにも賛否両論ありますね。

聞きにくいとか。志ん生は無理とか。

たけしさんとしても、志ん生師匠を演じるにはそうとうの決意があったと思います。

落語も勉強したし、正直滑舌が悪かったのもずいぶん変わりましたよね。

いろいろな意見があると思います。

では誰が志ん生師匠を演じれば、志ん生師匠をよく知る方々は納得してくださるのでしょうか。

批判を覚悟でキャスティングに応じたたけしさんは、むしろすごいと思いますが。

いだてん失速視聴率低迷!クドカンの想い

NHKのいだてん特集ページに、クドカンさんのインタビュー記事があります。

ちょっと長いので要約します。

「スポーツとかオリンピックにまつわる話にしよう」と、テーマだけを決めていた宮藤さん。

明治から昭和にかけてオリンピックに関わった人物の資料を読むなかで、シンパシーを感じたのが金栗四三さんと田畑政治さんでした。

宮藤さん自身、勝ち進んで上に登りつめていく人よりも、何か大きな目標に向かっていったのに達成できなかった人に親近感が湧いてしまうそうです。

金栗さんは期待を背負って出場したストックホルムオリンピックで気を失ってしまいます。

田畑さんは失言がもとで64年の東京オリンピックの直前に大事なポストから降ろされます。

そういう部分に人間味を感じた宮藤さん。

めちゃくちゃなことをやってるんだけど、なぜか周囲からも愛される、この二人を主人公にすれば、いいドラマになると宮藤さんは感じました。

いだてんは時代もシチュエーションもあちこちに飛ぶことが多いので、その橋渡しに落語を取り入れることを考えつきました。

歴史を動かした偉人というよりは庶民の話を描きたかったそうです。

落語は庶民のお話なので、宮藤さんが描きたいドラマ像にふさわしいんじゃないか。

そう考えて、志ん生さんをストーリーテラーにしたそうです。

これまでの大河は、戦国時代や幕末など、視聴者も登場人物や史実がある程度わかったうえで物語が進行していました。

いだてんは、そこまで知られていない人物がメインになるので、正直「大河になるのかな?」と宮藤さんも思いました。

しかし、これまで描かれていた合戦などを、いだてんは競技で表現しているだけで、そういう意味ではしっかりと大河の枠組みです。

あくまで実在の人物や史実を基にしているので、物語としてどこまで創作の余地があるのかをいつも考えているそうです。

いだてんは物語の途中に戦争が登場します。

宮藤さんはそこもしっかりと描きたいそうです。

以前から、戦争を「悲劇」としてだけではない描き方をしてみたいと考えていた宮藤さん。

もちろん戦争はよくないことはみんなわかっています。

でも、戦争の渦中にいた人にも日常の生活があって、毎日泣いてたわけではなく、笑ったこともあったはずです。

宮藤さんは、そういう人々の思いというものをきちんと描きたいと考えています。

1940年に東京で開催されるはずだったオリンピックは、戦争でなくなってしまいました。

1964年の東京オリンピックは、いわば悲願だったわけです。

当時の日本人が、そんな純粋でまっすぐな気持ちでオリンピックを待ちわびていたことに宮藤さんは改めて気づいたそうです。

いだてんが終わったら、東京2020です。

視聴者の皆さんに、いだてんを思い出して、オリンピックは楽しくやるものだと気づいて欲しい。

それが宮藤さんの想いです。

いだてん失速視聴率低迷!いだてんのこれから

スタッフにとって、視聴率の低迷は計算の内だったと思われます。

もともと近現代は大河にしづらいという認識はあったはず。

しかも、大河離れがとまらないここ数年。

クドカンさんの投入は、NHKとしては起爆剤だったんではないでしょうか。

最近のNHKは、様変わりしてきています。

「チコちゃん」のヒットなど、以前のNHKの制作スタッフからは考えつかないことです。

いだてんは、新しい時代の大河への試金石なのでしょう。

とはいえ、受信料を集めて運営されているわけですから、ただの実験で終わってはいけないわけです。

初回に戸惑った視聴者も、第2回を見て、「加納先生に抱っこしてもらった」がマラソンのゴールシーンにつながっていたことに気づき、ガッテンしたと思います。

やはりクドカンマジック、これからいろいろなしかけや遊び心があって、その中に芯の通ったドラマになっていくのだと思います。

いだてん失速視聴率低迷!想定内クドカンマジックで回復できるか?まとめ

  • いだてん第2回は、初回に比べ視聴率を落としている。
  • いだてん第2回に登場した久野倫太郎と綾瀬はるかは大好評だった。
  • SNSにはディスる声もあるが、支持者も多い。
  • ビートたけしは志ん生の役に覚悟を持って挑んでいる。
  • 宮藤官九郎のいだてんにかける思いは深い。

東京2020の、いわば番宣のようなイメージのいだてんですが、2回目のオリンピックを迎える若い方々にこそ、日本現代史の一生懸命な想いを理解して欲しいと筆者は思います。

がんばれいだてん!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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