風疹流行中!抗体検査と予防接種の費用。受ける必要がある人は?

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出典:Live door news
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風疹の流行が心配です。10月末の段階で、患者数が昨年の16倍に達しているそうです。

妊娠している方が風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんに先天性風疹症候群と呼ばれる、目や耳、心臓などに障害が出る可能性があります。妊婦さんや周囲の方々が注意すべきことを簡単にまとめてみました。

風疹とは

風疹は、ウイルスによっておこる急性の感染症です。感染すると、2~3週間の潜伏期の後、倦怠感や微熱、首のリンパ節の腫れなどの初期症状が現れ、リンパ節の腫れが引くまで数週間程度かかります。初期症状が現れてから3~7日経過すると発疹が出、発疹は顔から全身へ広がります。別名「三日はしか」と呼ばれることから示唆されるように、発疹は数日ほどでおさまります。発疹が現れる数日前から出現後1週間の感染力が強く、飛沫感染します。1人の風疹患者から5~7人にうつす強い感染力があるそうです。。
 

特に、風疹の免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦がに感染すると、先天性風疹症候群(難聴・白内障・先天性心疾患)の子どもが生まれてくる可能性が高くなるため、妊婦が交代を持っているか、持っていないなら感染しないことが重要になります。

免疫の有無を調べるには

風疹に対する抗体が十分あるかどうかは、予防接種を受けたかどうかでは決まりません。

生年月日などによる風しんワクチンの定期接種状況

生年月日など定期接種の状況
昭和37年4月1日以前接種なし
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日男性:接種なし
女性:1回接種あり(中学生の時に学校で集団接種)
昭和54年4月2日~昭和62年10月1日1回接種あり
(中学生の時に医療機関で個別接種)
・幼児期にMMR(※1)ワクチン接種の場合あり
昭和62年10月2日~平成2年4月1日1回接種あり
(幼児期に医療機関で個別接種)
平成2年4月2日以降2回接種の機会あり
(MRワクチン(※2)の2回目を医療機関で個別接種)

※1:MMRワクチン:麻しん(はしか)風しんおたふくかぜ混合ワクチン
※2:MRワクチン:麻しん(はしか)風しん混合ワクチン

上の表は、厚生労働省のHPに載っています。この中で、2回予防接種した年齢の方は十分な免疫がありますが、それ以外の方の場合は免疫がないか、あっても弱っている場合があります。抗体検査を受けるのが確実な方法と言えそうです。

抗体検査は医療機関で受けることができます。血液検査で行う場合が多く、費用が5千円~6千円ほどかかります。ただ、国や自治体が補助事業を行っている場合が多いので、ご確認ください。

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特に30代~50代の男性は予防接種を!

妊娠している女性、あるいはこれから妊娠する可能性がある女性と、その方に接触する可能性がある方は、風疹にかからないことが大切です。特に全く予防接種を受けていない30代後半~50代の男性は、家庭や職場などで女性と接する可能性が高いので、ぜひ予防接種を受けてください。

費用は、7千円~1万2千円と高額ですが、多くの自治体が助成制度を設けていますから、ご確認の上、ぜひ予防してください。

生まれてくる赤ちゃんの先天性疾患の可能性を低くするためにも、風疹の予防は大切です。また、先述したように、風疹は大人がかかると重篤化しやすいため、大人にとっても大切な予防対策です。

また、妊婦さんや妊娠している可能性のある方は、人の多いところに行かないのが理想ですが、出かける場合はインフルエンザ同様、マスクの着用や手洗いなどを確実に行ってください。

まとめ

抗体の有無を「母子手帳」で確認するという方法もありますが、災害や引っ越しなどで失われてしまうこともあります。人の記憶も曖昧です。今後、例えばマイナンバー制度を利用して予防接種歴、伝染病の罹患歴などを記録することができればいいのではないかと筆者は考えています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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