アース・オーバーシュート・デー、2018年日本は5月10日!

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アース・オーバーシュート・デー。ご存じですか?人類による自然資源の消費が、地球の1年分のキャパシティー(資源の再生産量とCO2消費量)を超える日のことです。

年々早まり、2018年は8月1日。日本だけだと5月10日。この数字の持つ意味をお話しします。

地球の「使い過ぎ」とは?

オーバーシュートとは、相場の行き過ぎの変動のことです。 相場がチャートポイント(チャート上の要となる価格)を飛び越えるような形で、急激に行き過ぎた動きをすることをいいます。

それを地球に当てはめて考えると、「アース・オーバーシュート」とは、人類の資源消費が地球1個分というポイントを飛び越えてしまうことをいいます。1年分の地球の再生資源とCO2吸収量を、人類の消費が何月何日に行き過ぎてしまうか計算すると、1月1日から8月10日までで使い果たしてしまい、残りは赤字生活ということになります。

人類は本来、地球が生み出す自然の恵み、つまり「利子」で暮らしていかなければなりません。それを1970年代に追い越し、「原資」に手を付けるようになってしまいました。私たちは使いすぎの部分を、次世代の分を前借りして消費し続けていくことになります。

「使いすぎ」の地域差と未来

アース・オーバーシュート・デーを5月10日に迎えてしまう日本人と同じ生活を世界中の人がした場合、地球が2.8個必要になります。アメリカだと5個。つまり、先進国ほど「使い過ぎ」ています。

もちろん発展途上国の方々も便利な生活をしたいと思うでしょう。今ある格差と発展途上国の人口増加をあわせて考えてみると、これからますます「負債」が膨らんでいくことになります。

特に心配なのは、言うまでもなく地球温暖化です。「使い過ぎ」の中でも大きな割合を占めるCO2排出量の増加が、人類が地球環境にかけている圧力の半分以上を占めるそうです。温暖化と人口増加は、食糧の確保を困難にするとともに、伝染病の拡散など、さまざまな問題が指摘されています。

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地球の資源を持続可能にする社会へ

では、私たちはなすすべもなく地球の財政破綻を待つしかないのでしょうか。

私たちには知恵があります。適応力があります。川が氾濫すると堤防が強化されるように、対策が強化されていくはずです。これまでの知識技術を総動員して、新しい技術が生み出されていくでしょう。その基本には、世界が一つになって未来を変える意思を持つ必要があります。

SDGs(持続可能な開発目標)17ゴールうち、実に12が環境に関連しています。「誰一人取り残されない」共存共生に向けて、地球の資源を「持続可能」な形で利用していく覚悟が必要です。

まとめ

そして、私たちが今できることは何か。例えばプラスティックのストローをなくす、などの小さな取り組みの積み重ねと、生活のデトックスを意識する姿勢が、やがては大きな流れに変わっていくと信じたい。リサイクル、節電など、小さな努力も必ず結果に結びつくはずです。「アース・オーバーシュート・デー」。耳慣れない言葉から、少し私たちの地球のことを考えてみませんか?

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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