ご苦労様でしたの使い方!目上の人に使っていい?返事は?英語では?

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出典:/bokete.jp

「ご苦労様でした」の使い方が話題になりました。目上の人に使ってもいいの?返事はなんて答えれば良いの?英語ではどう言うの?「ご苦労様でした」の使い方の注意点や、いろいろな疑問についてまとめました。モラハラにならないように、注意して使いたい言葉シリーズです。


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山田優炎上「お疲れ様」問題とは?

2019年4月30日。

山田優さんがインスタグラムを更新。

天皇皇后両陛下お疲れ様でした。

ありがとうございました。

(中略)平成最後の夜、

(中略)素敵な夜をお過ごし下さいませ

感謝とねぎらいの言葉でした。

しかし、このインスタが炎上。

「お疲れ様でした」は両陛下に失礼。

皇室をなんだと思っているんだ。

ということでした。

2015年にも「ヨルタモリ」でタモリさんが、子役が大人に「お疲れ様でした」は失礼、と言っていましたよね。

「ご苦労様でした。」になるとなおさらです。

目上の人には絶対使ってはダメ、と教わった記憶があります。

しかし、この考え方も揺らいできています。

「ご苦労様でした」の意味は?

本来、「ご苦労様でした」「お疲れ様でした」は、共にねぎらいの言葉として、目上の人が目下の人にかける言葉でした。

ドラマなどで、偉い人が「ご苦労!」と言う場面がありますよね。

また、社長が現場を回って「ご苦労さん!」なんて、よくあるシーンですね。

「ご苦労」「ご苦労さん」となると、さすがに目上の人に使う人はいませんよね。

「お疲れ」「お疲れさん」も同じです。

一方、同じ年代の同僚に対しては使いますよね。

ねぎらいの気持ちは変わりありません。

そして、挨拶のようなもの。

「ご苦労様」も「お疲れ様」も、いずれも相手の努力をねぎらう言葉で、本来は立場が上の人から目下に対してかける言葉でした。

「ご苦労様でした」は目上の人にはタブー?

つまり、「ご苦労様でした」も「お疲れ様でした」も、目上の人に使うのはタブーなんです。

それが、いつからかビジネスマナーとして、

「ご苦労様でした」は目上の人に使ってはダメ。

「お疲れ様でした」は使ってもいい。

と言うことになってきています。

ですから、ある意味タモリさんの指摘は正しいものとも言えるし、山田優さんがあながち間違っているとも言えないんです。

秘書検定でも、

目上から目下は「ご苦労様でした」

目下から目上は「お疲れ様でした」

と答えなければなりません。

ところが、「お疲れ様でした」も失礼ではないかということで、言葉を制限する会社が出てきているそうです。

掛け合う言葉は「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」

どんなもんでしょうか。

ちょっと不自然だし、めんどくさいな、と思いませんか?


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「ご苦労様でした」の正しい使い方!

かといって、

「本当は目下から目上につかってもいい言葉だ!」

と主張して、ひとりだけ違う言葉掛けをしても、ひんしゅくを買うだけですよね。

正しい使い方。

基本は。目上の方には「お疲れ様でした」を使いましょう。

また、目下の人に対しても、「お疲れ様でした」を使った方が好印象を持たれます。

ぶっちゃけ、ケースバイケースです。

職場によって、マイナールールがあるところも。

そこで正論を振りかざしても、通らないんです。

「ご苦労様でした」は、ビジネスシーンでは使わない方が無難です。

親しい友人同士で、私的に使うだけにしておきましょう。

「ご苦労様でした」と言われたら、返事は?

上司や、場合によっては同等以下の人から「ご苦労様でした」と声を掛けられた場合。

どう返事するのが正しいのでしょうか。

まず、帰宅時の挨拶として返事する場合。

相手が帰るのであれば、「お疲れ様でした」で大丈夫。

自分が帰る場合には、「お疲れ様でした。お先に失礼します」でしょう。

また、何らかの仕事を終えたときなら、「恐れ入ります。」

(「痛み入ります」はやめときましょう。笑。)

さらに、ねぎらいの言葉に対する、「ありがとうございます。」も忘れずに。

基本的に、相手を思いやる、あるいは相手の気持ちを受け止めて応える、という心がけを普段から忘れないのがビジネスのコツです。

「ご苦労様でした」英語ではどう言うの?

最近では、ビジネスシーンで英語を使うことも多いですね。

その場合、「ご苦労様でした」的なねぎらいをしたいと思ったときはどう言ったらいいでしょうか。

日本語の「ご苦労様でした」は挨拶です。

日本語は複雑で、たとえば「私」を指す言葉だけでも何十もありますね。

多くの言語では、複雑な挨拶の言葉を用いません。

ですから、直接的に、相手の頑張りを称える良い方がよいそうです。

Thanks for your trouble.

ご苦労様です(手間をおかけしました)。

I appreciate your hard work.

ご苦労様です(手間をかけてくださりありがとうございます)。

Thank you for the good work.

ごくろうさまです(いい仕事をしてくれてありがとう)。

Thank you for your hard work in cleaning the room. You must be tired.

部屋の掃除、ご苦労様でした。疲れたでしょう。

ただ、少しくどいですね。

心を込めて Thank you. と言えば十分、という方が多いようです。

こちらもケースバイケースでしょうか。

「ご苦労様でした」モラハラにならない使い方まとめ

  • 「ご苦労様でした」「お疲れ様でした」は、いずれも本来目上の人が目下の人をねぎらう言葉だった。
  • 現代のビジネスシーンでは、目上から目下へは「ご苦労様」、目下から目上には「お疲れ様」が普通。
  • 職場や場面によって状況が違うので、ケースバイケースで。
  • 上司から「ご苦労様でした」と言われたら、場面によって返事をかえる必要がある。
  • 英語には「ご苦労様でした」という表現はないので、率直にお礼を言うのが普通。

挨拶の言葉はデリケートなものです。

若い方の中には、以前ほど厳しくしつけられないせいか、意外な物言いをしてくる人もいます。

あまりうるさく言ってモラハラと言われるより、静かに受け答えし、人間関係を作っていく中で徐々に注意してあげるのがいいと思います。

挨拶は人と人との関係を穏やかにするものでありたいですよね。

言葉の使い方シリーズ、これからも書いていきたいと思います。

お目にとまりましたらご覧ください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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